館山ジビエセンター【TGC】Open！！

令和3年12月24日オープン
　昨今のイノシシ等による農業被害等の深刻さが増す中、捕獲されたイノシシ等をジビエとして加工処理するための「館山ジビエセンター」が令和3年12月24日にオープンしました。

農作物への被害軽減／捕獲者の負担軽減
　市内におけるイノシシ等による農業被害は深刻で、「手塩にかけた農作物が収穫前にイノシシ等に荒らされてしまうことによる営農意欲の低下⇒耕作放棄地の増加⇒耕作放棄地がイノシシ等のかくれがとなる。」という悪循環にもつながりかねません。
また、イノシシ等の廃棄処理は、埋設等による重作業のため、捕獲者の皆様の大きな負担となっています。

命を無駄にしない／ジビエを新しい食文化に
　そこで、館山市では、施設を整備することで捕獲者の皆様の負担軽減を図るとともに、作物や環境を守るために駆除され、仕方なく埋設処理されていた命を無駄にせず、食文化をより豊かにしてくれる味わい深い食材や、地域を活性化させてくれる新たな資源として有効活用することを進めます。
一般的にジビエはクセが強いという印象を持たれることが多いと思いますが、処理の仕方に左右されることが多く、捕獲後に迅速な処理をしたジビエであればクセは強くないと言われます。館山ジビエセンターでは、捕獲されたイノシシ等を県の衛生管理ガイドラインに準じて迅速かつ適切に処理した高品質なジビエを販売しています。

施設の維持管理運営について
　館山ジビエセンターは、市内に拠点を構える合同会社アルコが指定管理者となりイノシシ等の加工処理など、施設の維持管理運営業務を行います。捕獲者の皆様から有償で有害鳥獣として捕獲されたイノシシ等を引き取るほか、施設職員の指導の下、捕獲者の皆様自らが利用料を払い、施設で加工処理を行うことも可能です。

お問い合わせ／ホームページ
ジビエの購入・施設の見学等をご希望の方は館山ジビエセンターにご連絡ください。