千葉の豊かな恵み人に思いをつたえる時に

株式会社房洋堂

千葉の豊かな恵みにこだわり続けたお菓子作り

株式会社房洋堂は、大正12年12月に創業。令和５年12月に創業100周年を迎えました。現在も本社・自社工場を館山市安布里に構え、和洋菓子を製造販売しています。

地元の農産物をお客様に提供する企業でありたいという考えから、千葉の産物を原料に使用することにこだわり続けた、地産地消の先駆けとなる企業です。

イチ推しグルメ① 発売以来のロングセラー【花菜っ娘】

房洋堂と言えば花菜っ娘と言われるほどの看板商品は、販売から48年、皆様から愛され続けています。

花菜っ娘の歴史は、隣接する鴨川市の植物園から、菜の花にちなんだお菓子の製造を依頼されたことに始まります。それから形を変え、日持ちするよう工夫がなされ、今の形に辿り着きました。その頃から地場の卵と牛乳を使用し、原料にこだわり続けたお菓子の製造を続けています。

花菜っ娘

地場の卵と牛乳を使用した館山を代表する銘菓【花菜っ娘】

手土産にはやっぱり房洋堂

お話を伺ったところ、自宅用よりも手土産を求めてくるお客様が多いとのこと。一番人気は【花菜っ娘】だそうで、気軽に渡せる8本入りの需要が高いようです。
館山の菜の花を連想させる黄色いパッケージが、同じく菜の花色の箱に並んで詰められた様は、箱を開けた瞬間から春が飛び出してきたような温かい気持ちになるのです。取材班も御用達です。
しかし「花菜っ娘を買っていけば間違いない」という考えに縛られているのではないかと気になってはいたのです。そこでお店の方に「自分で食べるならどれが好きか」おすすめを聞いてみました。そこでわかったローカリストが選ぶ二大勢力がこちら。